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用賀の鍼灸院が教える テニス愛好家のための腰痛改善と怪我予防の全知識

News&Topics2026.06.06

 

用賀の鍼灸院が教える テニス愛好家のための腰痛改善と怪我予防の全知識

テニスを諦めたくないあなたへ

テニスコートで思い切りプレーした後、腰に走る鈍い痛み。朝ベッドから起き上がる時の辛さ。「もうテニスはやめた方がいいのかな」そんな不安を抱えていませんか。

好きなスポーツを続けたいという気持ちと、加齢による身体の変化や怪我のリスクとの間で揺れ動く。多くのテニス愛好家が直面するこの悩みに、用賀の鍼灸マッサージ治療院ANCHORでは真摯に向き合ってきました。

実は先日も、テニス中に尻餅をついて腰全体に激痛が走ったというK様が来院されました。整形外科でレントゲンを撮っても骨には異常なし。しかし痛みは引かず、歩くのも辛い状態が続いていました。「ちょっと転んだぐらいでこんなになるなんて、もうテニスなんてやってる場合じゃない」と落ち込んでおられたのです。

しかし適切な治療と予防策を知れば、テニスを諦める必要はありません。70代でもテニスを楽しんでいる方は大勢います。大切なのは「転ばない身体づくり」と「転んでも怪我しない柔軟性」の両方を手に入れることなのです。

この記事では、テニスによる腰痛の原因から具体的な改善方法、そして生涯テニスを楽しむための予防策まで、5つ星客船で世界中の患者を診てきた国際レベルの鍼灸師が詳しく解説します。

テニス中の尻餅事故はなぜ危険なのか

縦方向の衝撃が背骨に与えるダメージ

テニス中に後ろに下がろうとして足がもつれ、尻餅をついてしまう。一見よくある転倒に思えますが、実は非常に危険な事故です。

尻餅をつくと、衝撃は縦方向にまっすぐ背骨を伝わっていきます。本来、背骨はS字カーブを描いており、このカーブがバネのように衝撃を吸収する役割を果たしています。しかし加齢とともに背骨周りの筋肉が硬くなり、柔軟性が失われると、衝撃を吸収できなくなってしまうのです。

その結果、衝撃がダイレクトに椎骨に伝わり、圧迫骨折を起こすリスクが高まります。特に骨粗鬆症の傾向がある方は要注意です。K様のケースでも、整形外科で「骨と骨の間が狭くなってきている」と指摘されていました。これは椎間板が薄くなっている証拠で、衝撃吸収能力が低下しているサインなのです。

防御性筋収縮が引き起こす広範囲の痛み

尻餅をついた直後は、腰の一部だけが痛むように感じるかもしれません。しかし時間が経つにつれて、痛みが腰全体に広がっていくことがよくあります。

これは「防御性筋収縮」という身体の防御反応によるものです。痛みのある部位を守ろうとして、周囲の筋肉が無意識に緊張し続けてしまうのです。K様の場合も、最初は右側の腰が痛かったのですが、数日後には腰全体、さらにお尻や太ももまで痛みが広がっていました。

触診すると、痛みの中心部よりも周囲の筋肉の方が硬くなっていることがよくあります。特にお尻の筋肉や腰の両脇の筋肉が石のように固まってしまい、これが動作時の痛みを引き起こすのです。座っている時は比較的楽でも、立ち上がる時や歩き出す時に激痛が走るのは、この筋肉の緊張が原因です。

なぜ整形外科では改善しないのか

K様は尻餅事故の翌日、すぐに整形外科を受診されました。圧迫骨折の心配があったため、レントゲン検査を受けたのです。結果は骨に異常なし。しかし処方されたのは痛み止めの薬と湿布だけでした。

整形外科では骨や神経に明確な異常がない場合、対症療法が中心になります。痛み止めは一時的に痛みを和らげてくれますが、筋肉の緊張や血流の悪さといった根本原因は改善されません。K様も「これは時間かかりそうだな」と不安を感じたそうです。

一方、鍼灸マッサージでは筋肉や筋膜、血流、自律神経といった多角的な視点から身体を評価します。骨に異常がなくても、筋肉の緊張や血流障害が痛みを引き起こしていることは非常に多いのです。そしてこれらは鍼灸マッサージが最も得意とする分野なのです。

鍼灸マッサージによる腰痛改善のメカニズム

深部の筋肉に直接アプローチする鍼治療

手技のマッサージでは届かない深部の筋肉の凝りに対して、鍼は直接アプローチできます。K様の施術では、腰の両脇、お尻、太ももの筋肉に鍼を打ちました。

使用するのは滅菌済みの使い捨て鍼です。髪の毛ほどの細さなので、注射のような痛みはほとんどありません。鍼を刺すと、固まった筋肉に微細な傷がつき、それを修復しようとして血流が増加します。同時に筋肉の緊張が緩み、痛みを引き起こしていた凝りがほぐれていくのです。

K様の場合、特に右側のお尻から腰にかけての筋肉が非常に硬くなっていました。この部分は尻餅をついた時に最も衝撃を受けた場所です。鍼を打つと、筋肉がピクピクと反応します。これは緊張していた筋肉が緩み始めているサインです。

電気鍼による筋肉の弛緩促進

鍼を打った後、低周波の電気を流す「電気鍼」を行います。鍼に微弱な電流を流すことで、筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、ポンプ作用で血流がさらに促進されます。

K様の施術では、左右の腰とお尻に合計4本の鍼を刺し、20分間電気を流しました。最初は弱い刺激から始め、慣れてきたら少しずつ強度を上げていきます。電気が流れている間、筋肉が規則的に動くのを感じるはずです。

この電気刺激により、凝り固まっていた筋肉が徐々にほぐれていきます。同時に痛みを感じる神経の興奮も抑えられるため、施術中から痛みが和らいでいくのを実感できる方が多いです。K様も「電気を流している間に、腰が温かくなってきた」とおっしゃっていました。

マッサージによる筋膜リリースと血流改善

鍼治療の前後には、あんまマッサージ指圧も行います。国家資格を持つ施術者が、筋肉や筋膜を丁寧にほぐしていきます。

筋肉は筋膜という薄い膜に包まれています。この筋膜が癒着すると、筋肉の動きが悪くなり、痛みや凝りの原因になります。マッサージで筋膜の癒着をほぐすことで、筋肉が本来の滑らかな動きを取り戻すのです。

K様の施術では、腰だけでなく背中や肩甲骨周りもマッサージしました。尻餅をついた衝撃は腰だけでなく、背骨全体に伝わっています。背中の筋肉も緊張していたため、全体的にほぐす必要があったのです。

またマッサージにはリンパの流れを促進する効果もあります。リンパの流れが良くなると、老廃物や疲労物質が排出され、むくみも取れていきます。施術後に身体が軽くなったと感じるのは、このためです。

転ばないための身体づくり

フットワーク練習の重要性

テニスで転倒する最大の原因は、足がもつれることです。K様の場合も、前に出ようとしたところに強いサーブが来て、急に後ろに切り替えなければならなくなり、足がうまく回らずに転倒しました。

これを防ぐには、テニスとは別にフットワークの練習をすることが効果的です。前後左右への素早い切り返しを繰り返し練習することで、脳と身体の連携がスムーズになり、とっさの動きにも対応できるようになります。

具体的には、前に3歩進んで後ろに3歩下がる、右に3歩進んで左に3歩進むといった動きを繰り返します。最初はゆっくりでかまいません。徐々にスピードを上げていきましょう。週に2〜3回、1回10分程度でも十分効果があります。

後ろ向き歩きで脳を活性化

普段の生活で後ろ向きに歩くことはほとんどありません。しかしテニスでは、ロブが上がった時などに後ろ向きに走る必要があります。

後ろ向きに歩く練習は、転倒予防に非常に効果的です。普段使わない動きをすることで、脳の使われていない部分が活性化されます。また後ろに進む時のバランス感覚が養われ、とっさの時に転びにくくなるのです。

ただし後ろ向き歩きは転倒のリスクもあります。練習する時は、砧公園のような土の地面で、障害物がないことを確認してから行いましょう。最初は5メートル程度の短い距離を往復するだけで十分です。慣れてきたら距離を伸ばしていきます。

サイドステップで横方向の動きを強化

テニスではストレートに打たれるかクロスに打たれるかで、左右への素早い動きが求められます。この横方向の動きが苦手だと、足がもつれて転倒しやすくなります。

サイドステップの練習を取り入れましょう。カニ歩きのように横向きに進む動きです。右に10歩、左に10歩といった具合に往復します。最初はゆっくり、慣れてきたら小走りで行います。

この練習により、股関節の柔軟性と脚の筋力が向上します。また横方向への重心移動がスムーズになり、テニスのプレー中も安定した動きができるようになります。

パワーポジションを維持する筋力

サーブを待つ時の姿勢、いわゆるパワーポジションが取れないと、動き出しが遅れて転倒しやすくなります。パワーポジションとは、膝を軽く曲げて腰を落とした構えのことです。

この姿勢を維持するには、太ももやお尻の筋力が必要です。加齢とともにこれらの筋肉が衰えると、棒立ちになってしまい、とっさの動きに対応できなくなります。

スクワットで筋力を維持しましょう。深くしゃがむ必要はありません。膝を軽く曲げて腰を落とし、立ち上がる動作を繰り返すだけで十分です。1日20回を2セット、週に3回程度行うと効果的です。

転んでも怪我しない柔軟な身体づくり

背骨の柔軟性が衝撃を吸収する

尻餅をついた時の衝撃をいかに吸収するかが、怪我の程度を左右します。背骨のS字カーブが柔軟に保たれていれば、バネのように衝撃を吸収してくれます。

しかし加齢とともに背骨周りの筋肉が硬くなると、柔軟性が失われてしまいます。すると衝撃がダイレクトに椎骨に伝わり、圧迫骨折などの重大な怪我につながるのです。

背骨の柔軟性を保つには、日常的なケアが欠かせません。お風呂にしっかり浸かって筋肉を温めること、ストレッチで背中を伸ばすこと、そして定期的な鍼灸マッサージで筋肉をほぐすことが効果的です。

毎日のお風呂で血流を促進

シャワーだけで済ませず、湯船にしっかり浸かることが大切です。温かいお湯に浸かると血管が拡張し、血流が良くなります。血流が良くなると、筋肉に酸素や栄養が届き、老廃物も排出されやすくなります。

K様にも、施術後は必ず湯船に浸かるようアドバイスしました。尻餅事故の直後は、「お風呂に入らない方がいいのでは」と思っていたそうですが、実は逆です。急性期でも温めた方が回復が早いのです。

お風呂に入った後は、身体が温まっているうちにストレッチを行うと効果的です。ただしお風呂から上がった後は体温が下がっていくため、冷えないように注意しましょう。腹巻きなどで腰周りを保温するのがおすすめです。

フォームローラーでセルフケア

自宅でできるセルフケアとして、フォームローラーの使用をおすすめします。フォームローラーとは、円筒形の硬めのスポンジ状の器具です。床に置いて身体を乗せ、コロコロと転がすことで筋膜をほぐすことができます。

特に背中や腰、お尻の筋肉をほぐすのに効果的です。1日5分程度、テレビを見ながらでもできる手軽さが魅力です。ただし痛みが強い時は無理をせず、痛みが落ち着いてから始めましょう。

フォームローラーで筋膜をほぐすことで、筋肉の柔軟性が向上し、血流も改善されます。定期的に続けることで、転倒時の衝撃に強い身体づくりができるのです。

月に1〜2回の定期的な鍼灸マッサージ

自分でできるケアには限界があります。深部の筋肉の凝りや、自分では気づかない身体の歪みは、プロの施術でしか改善できません。

月に1回から2回、定期的に鍼灸マッサージを受けることで、背骨周りの柔軟性を維持できます。施術では、硬くなっている筋肉をほぐすだけでなく、身体全体のバランスを整えます。

予防的なケアを続けることで、転倒時の衝撃で重大な怪我をするリスクを大幅に減らせます。K様にも、今回の痛みが落ち着いた後は、月に1回のメンテナンスをおすすめしました。

K様の回復過程と具体的な施術内容

初回施術時の状態

K様が来院されたのは、尻餅をついてから3日後でした。歩くのも辛そうで、恐る恐る歩いている様子でした。座っている時は比較的楽ですが、座った状態から立ち上がる時、歩き出す時に激痛が走るとのことでした。

朝ベッドから起き上がる時が最も辛く、降りるのに時間がかかるそうです。寝返りを打つたびに痛みで目が覚めてしまい、十分な睡眠が取れていない状態でした。

触診すると、腰全体の筋肉が非常に硬くなっていました。特に右側のお尻から腰にかけての筋肉が石のように固まっていました。痛みの中心は腰の両脇ですが、防御性筋収縮により周囲の筋肉も緊張していたのです。

施術の流れと手技

まずうつ伏せになっていただき、軽くマッサージで筋肉の状態をチェックしました。その後、腰の両脇、お尻、太ももに鍼を打ちました。鍼を刺した後、低周波の電気を流し、20分間そのままの状態で筋肉をほぐしていきます。

電気を流している間に、途中で刺激の場所を変えました。最初は腰の両脇、次にお尻の筋肉に電気を流します。これにより、広範囲の筋肉を効率的にほぐすことができます。

電気鍼の後、仰向けになっていただき、股関節周りの筋肉にも鍼を打ちました。お尻の筋肉は股関節にもつながっているため、股関節周りをほぐすことで腰の痛みも軽減されるのです。

施術中の変化と反応

施術中、K様は「電気を流している間に腰が温かくなってきた」とおっしゃいました。これは血流が改善されているサインです。硬くなっていた筋肉がほぐれ、血液が流れ始めたのです。

施術後、ベッドから起き上がっていただくと、「さっきより楽に起き上がれた」と驚いておられました。まだ完全に痛みが取れたわけではありませんが、動きがスムーズになったのを実感されたようです。

ただし、施術直後はまだ筋肉が緩んだばかりで不安定な状態です。この後24時間かけて、さらに変化が出てきます。そのため翌日の朝と夕方に様子を教えていただき、その後の治療プランを考えることにしました。

施術後のアドバイス

施術後、いくつかのアドバイスをお伝えしました。まず、コルセットは外出時のみ使用し、家では外すこと。寝る時は絶対にコルセットをしないことです。K様は前夜、コルセットをしたまま寝てしまい、朝とても痛かったそうです。

コルセットで締め付けると呼吸が浅くなり、交感神経が優位になります。交感神経が優位だと筋肉が緊張しやすく、痛みも引きにくくなります。リラックスして副交感神経を優位にすることが、回復には大切なのです。

また、お風呂にしっかり浸かって温めることもお伝えしました。冷やす必要はなく、むしろ温めた方が回復が早いです。お風呂の後は腹巻きなどで腰周りを保温し、冷えないようにすることも重要です。

ロキソニンテープは貼ってもかまいません。冷たく感じますが、実際に体温が下がるほど冷えるわけではないので問題ありません。ただし痛み止めの内服薬は、腎臓に負担がかかるため、できるだけ早く離脱できるといいですねとお話ししました。

施術後の経過と継続治療の重要性

翌日の状態確認

施術の翌日、K様から連絡をいただきました。朝ベッドから起きる時はまだ痛かったものの、前日よりは楽に起き上がれたとのことでした。歩く時の痛みも少し和らいできたそうです。

ただし、同じ姿勢を続けた後の動き出しはまだ辛いとのことでした。これは筋肉がまだ完全にほぐれていないためです。急性期の痛みは、1回の施術ですぐに完全に取れるわけではありません。

夕方の時点では、朝よりもさらに楽になってきたとおっしゃっていました。時間が経つにつれて痛みが和らいでいるのは、良い兆候です。このまま順調に回復していくと予想されました。

2回目以降の施術プラン

初回の施術での経過が良好だったため、2回目の施術を行うことにしました。1回の施術で50%くらい改善すれば、その後は比較的早く良くなることが多いです。

2回目の施術では、初回と同様に鍼と電気鍼、マッサージを行いました。初回よりも筋肉が柔らかくなっており、痛みの範囲も狭くなっていました。最初は腰全体に広がっていた痛みが、腰の両脇に集約されてきたのです。

これは回復の良いサインです。痛みが広がっている状態から、中心部に集約されてくると、本来の痛みの原因部位が明確になります。そこを集中的に治療することで、より効果的に改善できるのです。

長期的なメンテナンスの提案

今回の痛みが落ち着いた後も、月に1回程度のメンテナンスをおすすめしました。K様はテニスを続けたいという強い希望をお持ちです。好きなスポーツを生涯続けるには、定期的な身体のケアが欠かせません。

メンテナンスでは、背骨周りの柔軟性を維持し、筋肉の凝りをほぐします。また身体全体のバランスをチェックし、歪みがあれば調整します。これにより、転倒時の衝撃に強い身体を保つことができます。

さらに、テニスのパフォーマンス向上にもつながります。筋肉が柔軟でバランスが整っていれば、動きがスムーズになり、プレーの質も上がります。怪我の予防とパフォーマンス向上、両方の効果が期待できるのです。

テニス愛好家が抱える身体の課題

脳と身体のズレが引き起こす危険

K様は施術中、「頭の中ではもう一歩足が先に出ているつもりなのに、実際には出ていなくて足がもつれることが時々起きるようになった」とおっしゃいました。これは加齢による脳と身体のズレです。

若い頃は、頭で考えた通りに身体が動きました。しかし加齢とともに、筋力や反射神経が衰え、脳の指令と実際の動きにタイムラグが生じるようになります。このズレが転倒の大きな原因になるのです。

このズレを補正するには、普段から歩く、走るといった基本的な動作を続けることが大切です。K様は普段から1万歩近く歩いているとのことで、これは素晴らしい習慣です。歩くことで、脳と身体の連携が維持されます。

災害時に生き残れる身体でいたい

K様は「災害があった時、自分の身体が動かなかったら自分を守ることも家族を救うこともできない」とおっしゃいました。この危機感は非常に重要です。

地震や津波などの災害時、素早く逃げる必要があります。その時に足がもつれて転んでしまったら、命に関わります。単なるスポーツパフォーマンスの問題ではなく、生存能力の問題なのです。

そのためにも、日常的に身体を動かし、筋力と柔軟性を維持することが大切です。テニスはその良い手段です。やめてしまえば、身体はどんどん衰えていきます。リスク管理をしながら続けることが、生涯の健康につながるのです。

好きなことをやめるのはキリがない

K様は「やめちゃうと、これもやめなきゃいけなくなっちゃうのでキリがない」ともおっしゃいました。まさにその通りです。年齢を理由に好きなことを次々とやめていけば、何もできなくなってしまいます。

大切なのは、やめることではなく、安全に続ける方法を見つけることです。転ばないための身体づくり、転んでも怪我しないための柔軟性の維持、そして定期的な身体のメンテナンス。これらを実践すれば、70代でも80代でもテニスを楽しめます。

実際、当院には70代でテニスを続けている方もいらっしゃいます。その方も腰痛やふくらはぎの肉離れなど、様々な不調を抱えていますが、定期的にケアを受けながら、生涯スポーツとして楽しんでおられます。

生涯テニスを楽しむための具体的トレーニング

前後左右のステップワーク練習

テニスは前後左右への複雑な動きが求められるスポーツです。ドロップショットが来れば前に走り、ロブが来れば後ろに下がります。ストレートかクロスかで左右にも動かなければなりません。

この複雑な動きに対応するには、テニスとは別にステップワークの練習をすることが効果的です。前に3歩、後ろに3歩、右に3歩、左に3歩といった動きを繰り返します。最初はゆっくり、慣れてきたら小走りで行います。

週に2〜3回、1回10分程度でかまいません。砧公園のような土の地面で行うと、転倒時の衝撃も和らぎます。継続することで、とっさの動きにも対応できる身体が作られていきます。

ももを上げる練習で足のもつれを防ぐ

足がもつれる原因の一つは、ももが上がらなくなることです。加齢とともに股関節周りの筋肉が硬くなり、足を高く上げられなくなります。すると、ちょっとした段差や自分の足につまずいてしまうのです。

ももを上げる練習を取り入れましょう。その場で足踏みをするように、ももを高く上げる動作を繰り返します。1日50回を2セット、朝と夜に行うと効果的です。

この練習により、股関節の柔軟性と腸腰筋の筋力が向上します。足を高く上げられるようになれば、テニスのフットワークもスムーズになり、転倒のリスクも減ります。

ストレッチで筋肉の柔軟性を維持

K様はふくらはぎの肉離れを経験してから、テニスの前に下半身のストレッチを入念に行うようになったそうです。これは非常に良い習慣です。

ストレッチは筋肉を温め、柔軟性を高めます。柔軟性が高い筋肉は、急な動きにも対応でき、肉離れなどの怪我のリスクが減ります。特にふくらはぎ、太もも、股関節周りのストレッチは重要です。

テニスの前だけでなく、毎日のお風呂上がりにもストレッチを行うと、より効果的です。身体が温まっている時にストレッチをすると、筋肉が伸びやすく、柔軟性が向上しやすいのです。

スクワットで下半身の筋力強化

パワーポジションを維持するには、太ももやお尻の筋力が必要です。これらの筋肉が衰えると、棒立ちになってしまい、動き出しが遅れます。

スクワットで下半身の筋力を強化しましょう。深くしゃがむ必要はありません。膝を軽く曲げて腰を落とし、立ち上がる動作を繰り返すだけで十分です。

1日20回を2セット、週に3回程度行うと効果的です。慣れてきたら、ゆっくりとした動作で行うと、より筋力が鍛えられます。継続することで、テニスのパフォーマンスも向上します。

鍼灸マッサージ治療院ANCHORの特徴

5つ星客船で培った国際レベルの技術

当院の院長は、5つ星豪華客船の専属鍼灸マッサージ師として活躍した経験を持ちます。世界中から集まる多様な症状や文化背景の患者を診てきた国際レベルの経験値があります。

急性の痛みから慢性的な不調、美容鍼まで、幅広い症状に対応できる技術力が強みです。また英語での施術対応も可能なため、外国人の患者様も安心して来院いただけます。

船上という限られた環境で、様々な症状に即座に対応してきた経験は、現在の施術にも活かされています。患者様一人ひとりの状態を的確に見極め、最適な施術を提供します。

3つの国家資格による多角的アプローチ

院長は、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格を保有しています。これにより、鍼、灸、マッサージを組み合わせた多角的なアプローチが可能です。

さらに日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナーの資格も持っているため、スポーツ障害にも精通しています。K様のようなテニス愛好家の怪我や予防にも、専門的なアドバイスができるのです。

筋肉、筋膜、骨格、自律神経、リンパ循環の5つの視点から身体を評価し、根本原因にアプローチします。単なる対症療法ではなく、身体全体を整える施術を提供します。

整形外科との連携による安心の医療体制

当院は、労災保険指定医療機関「たかの整形外科」と業務提携しています。画像診断が必要な場合は整形外科へ、鍼灸マッサージが有効な場合は当院へと、相互紹介体制を構築しています。

K様のケースでも、まず整形外科でレントゲンを撮り、骨に異常がないことを確認しました。その上で、筋肉や筋膜の問題に対しては当院で鍼灸マッサージを行いました。このように、西洋医学と東洋医学の良いところを組み合わせることで、最適な治療が可能になるのです。

スポーツドクターのもとで継続的に知識や技術をブラッシュアップしており、西洋医学の最新知見と東洋医学の伝統技術を融合させた施術を提供しています。

高齢者からプロスポーツ選手まで幅広い実績

業界歴18年、16,800人以上の施術実績があります。高齢者からプロスポーツ選手、バレエダンサーまで、幅広い層への対応経験があります。

それぞれの年齢や身体状態、目標に合わせた施術とアドバイスが可能です。K様のように、生涯テニスを楽しみたいという方には、怪我の治療だけでなく、予防のためのトレーニング指導も行います。

長年の経験に裏打ちされた確かな技術力と、複数の国家資格による専門性の高さが、当院の強みです。身体の悩みや目標を気軽にご相談ください。

よくある質問

鍼は痛くないですか?

鍼治療で使用する鍼は、髪の毛ほどの細さです。注射針とは全く異なり、刺した時の痛みはほとんどありません。人によっては、チクッとした感覚を感じることがありますが、我慢できないような痛みではありません。

鍼を刺した後、ズーンとした重だるい感覚を感じることがあります。これは「得気」と呼ばれる反応で、鍼が効いているサインです。不快な感覚ではなく、むしろ心地よいと感じる方が多いです。

もし痛みを感じた場合は、すぐにお伝えください。鍼の角度や深さを調整します。リラックスして施術を受けていただけるよう、常に配慮しています。

1回の施術でどのくらい改善しますか?

症状の程度や期間によって異なりますが、急性の痛みであれば、1回の施術で50%程度改善することが多いです。K様のケースでも、初回施術後に動きがスムーズになったと実感されました。

ただし、1回で完全に痛みが取れるわけではありません。特に急性期は、2〜3回の施術が必要になることが多いです。慢性的な症状の場合は、さらに回数が必要になることもあります。

初回施術後の経過を見て、その後の治療プランを立てます。無理に回数を重ねることはせず、患者様の状態に合わせた最適な施術回数を提案します。

どのくらいの頻度で通えばいいですか?

急性期の痛みの場合は、週に2〜3回の施術が効果的です。痛みが落ち着いてきたら、週1回、2週に1回と間隔を空けていきます。

慢性的な症状や予防目的の場合は、月に1〜2回のメンテナンスをおすすめしています。定期的に身体を整えることで、大きな不調を防ぐことができます。

ただし、これはあくまで目安です。患者様の症状や生活スタイルに合わせて、最適な通院頻度を提案します。無理のない範囲で続けていただくことが大切です。

整形外科との違いは何ですか?

整形外科は、骨や神経の異常を画像診断で確認し、薬や注射、手術で治療します。骨折や靭帯損傷など、構造的な問題に対しては整形外科が適しています。

一方、鍼灸マッサージは、筋肉や筋膜、血流、自律神経といった部分にアプローチします。レントゲンでは異常が見つからないけれど痛みがある、という場合に効果的です。

当院は整形外科と提携しているため、必要に応じて整形外科をご紹介します。逆に、整形外科で「異常なし」と言われたけれど痛みが続くという方が、整形外科から紹介されて来院されることもあります。

テニスはいつから再開できますか?

痛みの程度によりますが、日常生活で痛みを感じなくなってから再開することをおすすめします。K様のケースでは、施術後数日で日常生活の動作は楽になりましたが、テニス再開まではもう少し時間が必要でした。

再開する際は、いきなりフルでプレーするのではなく、軽く球を打つところから始めましょう。身体が慣れてきたら、徐々に強度を上げていきます。

再開前には、必ずウォーミングアップとストレッチを入念に行ってください。また再開後も、定期的にメンテナンスを受けることで、再発を防ぐことができます。

保険は使えますか?

当院では、基本的に自費診療となります。ただし、交通事故による怪我の場合は、自賠責保険が適用できる場合があります。

また、医師の同意書があれば、健康保険を使った訪問マッサージも行っています。詳しくはお問い合わせください。

自費診療ではありますが、その分一人ひとりにしっかりと時間をかけて施術を行います。根本からの改善を目指し、予防のためのアドバイスも丁寧に行います。

高齢でもテニスを続けられますか?

もちろん続けられます。当院には70代でテニスを楽しんでいる患者様もいらっしゃいます。年齢を理由にやめる必要はありません。

ただし、若い頃と同じようにプレーすると、怪我のリスクが高まります。転ばないための身体づくりと、転んでも怪我しない柔軟性の維持が大切です。

定期的に鍼灸マッサージでメンテナンスを受け、日常的にストレッチやトレーニングを行うことで、生涯テニスを楽しむことができます。一緒に安全にテニスを続ける方法を考えていきましょう。

まとめ:好きなテニスを諦めない

テニス中の尻餅事故で腰を痛めたK様の事例を通して、テニス愛好家が抱える身体の課題と、その解決策をお伝えしてきました。

大切なのは、年齢を理由に好きなスポーツを諦めないことです。転ばないための身体づくりと、転んでも怪我しない柔軟性の維持、この2つを実践すれば、70代でも80代でもテニスを楽しめます。

具体的には、フットワーク練習、後ろ向き歩き、サイドステップ、スクワットといったトレーニングで転倒を予防します。そして毎日のお風呂、ストレッチ、フォームローラー、定期的な鍼灸マッサージで身体の柔軟性を維持します。

痛みが出た時は、我慢せずに早めに専門家に相談しましょう。整形外科で骨や神経の異常がないか確認し、筋肉や筋膜の問題には鍼灸マッサージでアプローチします。

用賀の鍼灸マッサージ治療院ANCHORでは、5つ星客船で培った国際レベルの技術と、3つの国家資格による多角的なアプローチで、あなたの身体をサポートします。高齢者からプロスポーツ選手まで、幅広い実績があります。

好きなテニスを生涯楽しむために、一緒に身体づくりをしていきましょう。

ご予約・お問い合わせ

鍼灸マッサージ治療院ANCHORは、東京都世田谷区用賀にあります。用賀駅から徒歩圏内で、アクセスも便利です。

テニスによる腰痛や、スポーツ障害でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。初回はカウンセリングに十分な時間をかけ、あなたの身体の状態を詳しく評価します。その上で、最適な施術プランを提案します。

ご予約は、お電話またはお問い合わせフォームから承っております。ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。あなたの健康と、生涯スポーツを楽しむ身体づくりをサポートします。

鍼灸マッサージ治療院ANCHOR
住所:東京都世田谷区上用賀5-2-10 鴨水層4階

皆様のご来院を心よりお待ちしております。