用賀の鍼灸で山岳トレイルランナーの肩甲骨痛を改善した実例
News&Topics2026.06.26
用賀の鍼灸で山岳トレイルランナーの肩甲骨痛を改善した実例
はじめに 趣味と身体の両立に悩むあなたへ
好きなスポーツを続けたいのに、身体の痛みや違和感が気になって思い切り楽しめない。そんな経験はありませんか?
特に山岳トレイルランのように、長時間バックパックを背負って走る競技では、身体への負担が蓄積しやすく、気づいたときには深刻な痛みに発展していることも少なくありません。
今回ご紹介するのは、ゴールデンウィークの連続山行後に右肩甲骨周辺の強い張りと身体の左右バランスの崩れに悩まれていたお客様の実例です。来週に控えた20キロのレースを前に、このまま走れるのか不安を抱えながら来院されました。
仕事の多忙による睡眠不足も重なり、過去に経験した自律神経系の問題が再発するのではないかという懸念もお持ちでした。
この記事では、そんなお客様がどのように身体の問題と向き合い、鍼灸治療を通じてどのような変化を得られたのかを詳しくお伝えします。同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
今回ご相談いただいた症状と背景
山岳トレイルランで生じた右肩甲骨の痛み
今回来院されたK様は、普段から山岳トレイルランを趣味とされている活動的な方です。
ゴールデンウィーク期間中、3日間連続で山岳縦走に挑戦されました。1日あたり最長15キロという距離を、バックパックを背負って走破されたそうです。
その後から、背中が硬く感じるようになり、特に身体を反ったり走ったりすると、右側の肩甲骨周辺にキーンと緊張する感覚が出るようになったとのことでした。K様ご自身の言葉では「張っている」という表現がぴったりで、しびれではなく純粋に筋肉の緊張感だったそうです。
座っている状態で身体を確認させていただくと、明らかに右肩が上がっており、右側の肩甲骨が浮いているような状態でした。左右差が非常に顕著で、姿勢のバランスが崩れていることが一目で分かる状態だったのです。
過去の病歴と現在の生活状況
K様は過去にも同じような症状を経験されており、若い頃にも肩甲骨周辺の張りに悩まされたことがあったそうです。しばらく忘れていたものの、今回の山行をきっかけに再発してしまいました。
また、腰痛という持病もあり、完全には治っていない状態とのことでした。
現在のお仕事は非常に多忙で、睡眠が十分に取れない日が多いとおっしゃっていました。過去には自律神経系の問題を抱えた経験もあり、肩や首の張りが悪化すると、そうした症状が再び出てくる可能性も懸念されていました。
そんな中でも、来週の土曜日には20キロのトレイルランレースへの参加を予定されており、このままの状態では思うように走れないのではないかという不安を抱えて来院されたのです。
なぜ今回鍼灸治療を選ばれたのか
K様がマッサージやストレッチではなく、鍼灸治療を選ばれた理由はいくつかあります。
まず、来週のレースまでに短期間で効果を出したいという明確な期限があったこと。鍼治療は深部の筋肉に直接アプローチできるため、表層的なマッサージよりも即効性が期待できます。
また、当院では身体の左右差を客観的に診断し、バックパック使用による右側僧帽筋の酷使という原因まで特定できる専門性があります。単に痛みを和らげるだけでなく、なぜその痛みが生じたのかという根本原因を明らかにできる点が重要でした。
さらに、レース前のコンディション調整とレース後の疲労回復の両方に対応できる柔軟性も魅力だったようです。施術者からは「走る前でも後でもどちらにも意味がある」と提案され、トレイルランナーとしてのライフスタイルに寄り添った継続的なケアが受けられることも決め手となりました。
過去の自律神経系の問題を把握した上で、予防的な視点からアドバイスを受けられることも、K様にとって安心材料だったのです。
カウンセリングで見えてきた身体の状態
初回カウンセリングでの詳細な問診
K様が来院されたとき、まずは現在の症状について詳しくお話を伺いました。
「背中が硬い感じで、反ったりちょっと走ったりすると、肩甲骨のあたりにキーンって緊張するんです」とK様。
痛みの範囲を確認すると、右側の肩甲骨周辺という非常に限定的なエリアでした。首の方まで痛みが広がっているわけではなく、まさに肩甲骨の周りだけという狭い範囲だったのです。
しびれはなく、手や腕にも症状は出ていませんでした。純粋に筋肉の張りによる症状であることが分かりました。
座った状態で姿勢を確認させていただくと、右肩が明らかに上がっており、左右で肩の高さが違っていました。右側の肩甲骨が浮いているような状態で、身体のバランスが崩れていることが視覚的にもはっきりと分かりました。
左側の腰については、持病の強直症はあるものの、今回の主訴ではないとのことでした。
症状が生じた経緯の詳細把握
ゴールデンウィークにどのくらい山を走ったのかを詳しく伺うと、3日間連続で山岳縦走をされたとのことでした。
1日目、2日目、3日目と、それぞれ登って降りてを繰り返し、最も長い日で15キロほど走られたそうです。
バックパックは小さめの4リットル程度のものを背負い、ボトルは胸のあたりに装着するタイプだったとのこと。荷物自体は軽量でしたが、3日間連続で背負い続けたことが身体への負担となったようです。
もともと左右対称な身体ではなかったものの、右側の僧帽筋を中心にバックパックの重さを支えていた可能性が高いと考えられました。その結果、体のバランスがさらに崩れてしまったのです。
K様は来週の土曜日にも20キロのレースを控えており、身体を整えておきたいという強い希望をお持ちでした。
生活習慣と過去の病歴の確認
お仕事の状況を伺うと、非常に多忙で睡眠が十分に取れていない日が多いとのことでした。
過去には自律神経系の問題を抱えた経験があり、肩や首の張りが強くなると、そうした症状が再発する可能性があることもご本人が自覚されていました。
若い頃にも同じような肩甲骨周辺の張りを経験されており、しばらく忘れていたものの、今回再び同じ場所に症状が出てきたとのことでした。
睡眠不足や仕事のストレスは避けられない部分もありますが、せめて身体だけでも整えておくことが、自律神経系の問題を予防する上でも重要だとお伝えしました。
山を走ることは非常に良いリラックス方法であり、運動としても理想的ですが、身体のケアを怠ると逆効果になってしまうこともあります。趣味を長く続けるためにも、定期的な身体のメンテナンスが必要だと感じました。
施術内容と治療の流れ
うつ伏せでの筋肉の状態確認
まず、うつ伏せになっていただき、背中全体の筋肉の状態を確認しました。
右側の肩甲骨周辺を触診すると、明らかに筋肉が硬く緊張していることが分かりました。特に僧帽筋の中部から下部にかけて、強い張りが感じられました。
K様に「押されている感じはどうですか?」と伺うと、「普段もそうなんですけど、押されるとなんかこう入ってくる感じがありますね。硬い感じです」とおっしゃっていました。
筋肉の深部まで緊張が及んでおり、表層だけのマッサージでは十分な効果が得られない状態だと判断しました。
左右を比較すると、右側の方が明らかに筋肉の緊張が強く、肩甲骨の動きも制限されていました。バックパックを背負って走ることで、右側に偏った負荷がかかり続けた結果だと考えられました。
鍼治療による深部筋肉へのアプローチ
筋肉の深部にある緊張をほぐすため、鍼治療を行うことにしました。
使用する鍼はすべて滅菌済みのディスポーザブル(使い捨て)鍼です。衛生面でも安心して施術を受けていただけます。
右側の肩甲骨周辺、特に僧帽筋の緊張が強い部分を中心に鍼を刺していきました。鍼は筋肉の深部まで到達し、手技では届かない層にアプローチできます。
鍼を刺すことで、筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善されます。また、鍼刺激によって身体の自然治癒力が高まり、痛みや張りが軽減されていくのです。
K様は鍼治療の経験があったようで、リラックスして施術を受けていただけました。
鍼を刺した後、しばらく時間を置いて筋肉の反応を待ちます。この間に、筋肉の緊張が徐々にほぐれ、血流が改善されていきます。
あんまマッサージによる全体的な調整
鍼治療の後、あんまマッサージで全体的な身体のバランスを整えていきました。
右側だけでなく、左側の筋肉もほぐしながら、左右のバランスを整えることが重要です。右側の緊張が強いからといって右側だけを施術すると、かえってバランスが崩れてしまうこともあります。
背中全体、肩周り、首の付け根など、広範囲にわたって丁寧にマッサージを行いました。
筋肉の表層から深層まで、段階的にアプローチすることで、筋肉が本来の柔軟性を取り戻していきます。
また、リンパの流れを促進することで、老廃物の排出も促します。疲労物質が溜まっていると、筋肉の回復が遅れてしまうため、しっかりと流していくことが大切です。
K様からは「押されている感じが違いますね」とのお言葉をいただき、施術前と比べて筋肉の状態が変化していることを実感していただけました。
仰向けでの最終調整とアドバイス
うつ伏せでの施術が終わった後、仰向けになっていただき、最終的な調整を行いました。
仰向けの状態で肩の位置や身体のバランスを確認すると、施術前に比べて左右差が軽減されていることが分かりました。
K様にも「楽になった感じがしますか?」と伺うと、「はい、だいぶ軽くなりました」とのお返事をいただきました。
ただし、筋肉の張りは一度の施術で完全に解消されるわけではありません。特に、来週のレースを控えているため、レース前にもう一度施術を受けることで、よりコンディションを整えられることをお伝えしました。
「走る前でも後でもどちらにも意味があります。疲れを残さないという意味もあるし、レースに備えるという意味もありますので」とお伝えすると、K様も納得されていました。
また、寒暖差が大きい時期でもあるため、体調管理にも気をつけていただくようアドバイスしました。
施術後の変化とお客様の反応
施術直後の身体の変化
施術が終わった直後、K様ご自身も身体の変化を実感されていました。
「だいぶ軽くなりました」とおっしゃり、特に右肩の重さが軽減されたことを感じられたようです。
施術前には明らかに上がっていた右肩の位置も、施術後には左右のバランスが改善されていました。肩甲骨の浮きも軽減され、背中全体のラインが整っていました。
筋肉の張りが完全に消えたわけではありませんが、キーンとした緊張感は大幅に軽減されており、身体を動かしたときの違和感もかなり少なくなっていました。
深部の筋肉にアプローチしたことで、表層だけでなく根本的な緊張がほぐれたことが、この変化につながったと考えられます。
レース前後のケアについての提案
来週の土曜日に控えた20キロのトレイルランレースについて、レース前後のケアの重要性をお伝えしました。
レース前に施術を受けることで、筋肉のコンディションを整え、怪我のリスクを軽減できます。また、レース後に施術を受けることで、疲労を早期に回復させ、次の活動に向けて身体を整えることができます。
K様には「また様子を見て、いつでも連絡してください」とお伝えし、ご自身の身体の状態に合わせて来院していただけるようお話ししました。
今回の症状は筋肉の張りによるもので、怪我や深刻な病変ではないと判断しましたが、放置すると慢性化する可能性もあります。定期的なケアを続けることで、トレイルランという趣味を長く楽しんでいただけるはずです。
日常生活での注意点とセルフケア
睡眠不足や仕事のストレスは避けられない部分もありますが、せめて身体だけでも整えておくことが重要だとお伝えしました。
特に、過去に自律神経系の問題を経験されているため、肩や首の張りが強くなると、そうした症状が再発する可能性があります。早めに対処することで、予防につながります。
自宅でできるセルフケアとしては、肩甲骨周りのストレッチや、温めることで血流を促進することが有効です。
また、バックパックを背負うときには、左右均等に重さがかかるよう意識することも大切です。無意識に片側に負担をかけてしまうと、今回のような左右差が生じやすくなります。
寒暖差が大きい時期でもあるため、体調管理にも十分注意していただくようお願いしました。
トレイルランナーに多い身体の悩み
バックパックによる肩や背中への負担
山岳トレイルランでは、水分や食料、緊急時の装備などを携帯するため、必ずバックパックを背負います。
たとえ4リットル程度の小さなバックパックであっても、長時間走り続けることで、肩や背中への負担は蓄積していきます。
特に、片側に偏って背負ってしまうと、今回のK様のように左右の筋肉バランスが崩れてしまうことがあります。右側の僧帽筋ばかりを使ってバックパックを支えていると、右肩が上がり、右側の肩甲骨が浮いてしまうのです。
バックパックのフィッティングが適切でない場合も、特定の部位に負担が集中してしまいます。ストラップの長さや位置を調整し、身体全体で重さを分散させることが重要です。
また、長時間走る場合には、途中で休憩を取り、肩や背中の筋肉をほぐすことも大切です。
長時間の山岳走行による筋肉疲労
トレイルランは平地のランニングとは異なり、登りや下りが繰り返されます。
登りでは下半身の筋肉に大きな負荷がかかり、下りでは膝や足首への衝撃が強くなります。同時に、バランスを取るために体幹や上半身の筋肉も常に働いています。
3日間連続で山を走るとなると、筋肉の疲労は相当なものです。十分な休息を取らないまま次の日も走り続けると、筋肉の回復が追いつかず、緊張が蓄積してしまいます。
特に、普段あまり使わない筋肉を酷使すると、筋肉痛だけでなく、筋肉の張りや硬さとして残ってしまうことがあります。
適切なストレッチやマッサージ、そして鍼灸治療などで筋肉をケアすることが、次の活動に向けた準備として非常に重要です。
左右のバランスの崩れと姿勢の問題
人間の身体は完全に左右対称ではありませんが、極端な左右差は姿勢の崩れや痛みの原因となります。
K様の場合、もともと左右対称ではなかったものの、バックパックを背負って走ることで、さらに右肩が上がり、左右差が顕著になってしまいました。
左右のバランスが崩れると、片側の筋肉ばかりに負担がかかり、その部分が緊張し続けます。逆側の筋肉は使われず、弱くなってしまうこともあります。
姿勢の崩れは、肩や背中だけでなく、腰や膝など他の部位にも影響を及ぼします。K様も腰の強直症を抱えており、姿勢のバランスが崩れることで腰への負担も増している可能性がありました。
定期的に身体のバランスをチェックし、左右差を整えることが、怪我の予防や長期的な健康維持につながります。
睡眠不足と自律神経の関係
多忙な生活が身体に与える影響
現代社会では、仕事の多忙さから十分な睡眠が取れない方が多くいらっしゃいます。
K様も、睡眠が取れない日が多いとおっしゃっており、身体の回復が十分にできていない状態でした。
睡眠不足が続くと、筋肉の回復が遅れ、疲労が蓄積しやすくなります。また、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位な状態が続いてしまいます。
交感神経が優位になると、筋肉が緊張しやすくなり、血流も悪くなります。その結果、肩こりや背中の張りといった症状が出やすくなるのです。
また、自律神経の乱れは、不眠や便秘、頭痛、めまいなど、さまざまな不調を引き起こします。K様も過去に自律神経系の問題を経験されており、再発のリスクを抱えていました。
首や肩の張りが自律神経に及ぼす影響
首や肩の筋肉が緊張すると、その周辺を通る神経や血管が圧迫されることがあります。
特に、首の付け根には自律神経が集中しており、この部分の筋肉が硬くなると、自律神経の働きにも影響が出やすくなります。
K様の場合、今回は肩甲骨周辺の張りが主訴でしたが、首の方まで張りが広がると、自律神経系の問題が出てくる可能性があるとお伝えしました。
過去に自律神経系の問題を経験されている方は、特に注意が必要です。早めに身体のケアをすることで、症状の悪化を防ぐことができます。
鍼灸治療は、筋肉の緊張をほぐすだけでなく、自律神経のバランスを整える効果もあります。リラックス効果が高く、副交感神経を優位にすることで、身体の回復を促します。
予防的なケアの重要性
症状が出てから治療するのではなく、症状が出る前に予防的にケアすることが、長期的な健康維持には非常に重要です。
K様には「睡眠不足は仕方ないとして、せめて身体だけでも整えていきましょう」とお伝えしました。
仕事のストレスや睡眠不足を完全に避けることは難しくても、定期的に身体のメンテナンスをすることで、大きな不調を予防できます。
特に、過去に自律神経系の問題を経験されている方は、再発を防ぐためにも、身体の状態を定期的にチェックし、早めに対処することが大切です。
鍼灸治療は、痛みや不調が出たときだけでなく、予防的に受けることで、より効果を発揮します。定期的なケアを習慣にすることで、健康な身体を維持し、趣味やスポーツを長く楽しむことができるのです。
鍼灸治療が深部の筋肉に効く理由
手技では届かない深層筋へのアプローチ
マッサージやストレッチは、主に表層の筋肉にアプローチします。
しかし、深部の筋肉、例えば僧帽筋の深層や肩甲骨周辺の小さな筋肉は、手技だけではなかなか届きません。
鍼治療は、細い鍼を筋肉の深部まで刺入することで、手技では届かない層に直接アプローチできます。
深部の筋肉が緊張していると、表層をいくらほぐしても、根本的な改善にはつながりません。鍼で深部の緊張をほぐすことで、筋肉全体が柔らかくなり、痛みや張りが軽減されるのです。
K様の場合も、表層だけでなく深部の筋肉まで緊張していたため、鍼治療が非常に効果的でした。
血流改善と自然治癒力の促進
鍼を刺すことで、その周辺の血流が改善されます。
筋肉が緊張していると、血管が圧迫され、血流が悪くなります。血流が悪くなると、酸素や栄養が筋肉に届きにくくなり、老廃物も溜まりやすくなります。
鍼刺激によって血管が拡張し、血流が促進されることで、筋肉に必要な酸素や栄養が届き、老廃物も排出されやすくなります。
また、鍼刺激は身体の自然治癒力を高める効果もあります。身体は鍼が刺さった部分を修復しようとする反応を起こし、その過程で筋肉の緊張がほぐれ、痛みが軽減されるのです。
この自然治癒力の促進は、薬や外科的な処置とは異なり、身体本来の力を引き出す方法です。副作用も少なく、安全に受けていただけます。
即効性と持続性のバランス
鍼治療の特徴の一つは、即効性があることです。
施術直後から筋肉の張りが軽減され、身体が軽くなったと感じる方が多くいらっしゃいます。K様も施術後に「だいぶ軽くなりました」と実感されていました。
一方で、一度の施術で完全に治るわけではありません。特に、長期間蓄積した筋肉の緊張や、慢性的な症状は、複数回の施術が必要な場合もあります。
ただし、定期的に施術を受けることで、効果が持続しやすくなり、再発も防ぎやすくなります。
K様の場合、来週のレースを控えていたため、レース前にもう一度施術を受けることで、よりコンディションを整えられることをお伝えしました。
当院の鍼灸治療の特徴
国家資格を持つ専門家による施術
当院では、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師という3つの国家資格を保有した施術者が対応します。
国家資格を取得するためには、専門学校で3年間学び、国家試験に合格する必要があります。解剖学、生理学、病理学など、医学的な知識をしっかりと身につけた上で施術を行っています。
また、業界歴18年、16,800人以上の施術実績があり、豊富な経験に基づいた的確な診断と施術が可能です。
5つ星豪華客船の専属鍼灸整体師として活躍した経験もあり、国際レベルの技術を提供しています。
西洋医学と東洋医学の融合
当院の大きな特徴は、西洋医学と東洋医学の両方の視点から身体を診ることです。
労災保険指定医療機関である整形外科と業務提携しており、画像診断が必要な場合は整形外科へ、鍼灸マッサージが有効な場合は当院へと、相互紹介体制を構築しています。
スポーツドクターのもとで継続的に知識・技術をブラッシュアップしており、西洋医学の最新知見と東洋医学の伝統技術を融合させた施術を提供しています。
病院では「異常なし」と言われた痛みも、東洋医学の視点から原因を見つけ出し、改善に導くことができます。
多角的なアプローチで根本原因を探る
痛みや不調の原因は、痛む場所だけにあるわけではありません。
当院では、筋肉・筋膜・骨格・自律神経・リンパ循環の5つの視点から体を評価し、根本原因にアプローチします。
K様の場合、右肩甲骨周辺の張りという症状でしたが、その原因はバックパックを背負って走ったことによる右側僧帽筋の酷使と、身体の左右バランスの崩れにありました。
単に痛む場所をマッサージするのではなく、なぜその痛みが生じたのかを明らかにし、根本から改善していくことが重要です。
また、過去の病歴や生活習慣、ストレス状況なども含めて総合的に評価し、一人ひとりに合った施術プランを提案しています。
スポーツ愛好家へのサポート体制
アスレチックトレーナーの視点からのアドバイス
当院の施術者は、日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナーの資格も保有しています。
アスレチックトレーナーは、スポーツ選手のコンディション管理や怪我の予防、リハビリテーションなどを専門とする資格です。
高齢者からプロスポーツ選手まで幅広い層を指導してきた経験から、一人ひとりに合った的確なアドバイスが可能です。
K様のようなトレイルランナーに対しては、レース前後のケアだけでなく、日常のトレーニング方法や身体の使い方についてもアドバイスできます。
正しい身体の使い方を身につけることで、怪我を予防し、パフォーマンスを向上させることができます。
レース前後のコンディション調整
スポーツ愛好家にとって、レース前後のコンディション調整は非常に重要です。
レース前に施術を受けることで、筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を高め、怪我のリスクを軽減できます。また、身体のバランスを整えることで、パフォーマンスの向上も期待できます。
レース後に施術を受けることで、疲労の早期回復が可能になります。筋肉痛や張りを残したままにすると、次のトレーニングやレースに悪影響を及ぼすこともあります。
K様には「走る前でも後でもどちらにも意味がある」とお伝えし、ご自身の状態に合わせて来院していただけるようお話ししました。
レース前には身体を整え、レース後には疲労を回復させる。このサイクルを繰り返すことで、スポーツを長く楽しむことができます。
趣味を長く続けるための予防的ケア
スポーツや趣味を長く続けるためには、怪我をしないこと、そして疲労を溜めないことが重要です。
痛みが出てから治療するのではなく、痛みが出る前に予防的にケアすることで、大きな怪我を防ぐことができます。
K様も、若い頃に同じような症状を経験されており、今回再発してしまいました。定期的にケアを受けることで、再発を防ぎ、トレイルランという趣味を長く楽しむことができます。
当院では、一人ひとりのライフスタイルに合わせた継続的なサポートを提供しています。月に1回、2週間に1回など、ご自身のペースで通っていただけます。
よくある質問
鍼治療は痛くないですか?
鍼治療で使用する鍼は、髪の毛ほどの細さです。注射針とは全く異なり、ほとんど痛みを感じません。
鍼を刺すときに、チクッとした感覚を感じることはありますが、我慢できないような痛みではありません。多くの方が「思ったより痛くなかった」とおっしゃいます。
また、鍼が筋肉に届くと、ズーンとした重だるい感覚(響き)を感じることがあります。これは鍼が効いている証拠で、心地よいと感じる方も多くいらっしゃいます。
鍼治療は衛生面で安全ですか?
当院では、すべて滅菌済みのディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しています。
一度使用した鍼は、すぐに医療廃棄物として適切に処分し、再使用することは一切ありません。
衛生管理を徹底しており、安心して施術を受けていただけます。
施術後に注意することはありますか?
施術後は、筋肉がほぐれて血流が良くなっているため、身体がだるく感じることがあります。これは好転反応と呼ばれるもので、身体が回復しようとしている証拠です。
施術当日は、激しい運動や飲酒は控え、ゆっくり休んでいただくことをお勧めします。
また、水分をしっかり摂ることで、老廃物の排出が促進され、回復が早まります。
どのくらいの頻度で通えばいいですか?
症状や身体の状態によって異なりますが、初回は1週間後、その後は2週間に1回程度のペースをお勧めしています。
症状が改善してきたら、月に1回など、予防的なペースで通っていただくことで、良い状態を維持できます。
K様のように、レース前後など特定のタイミングで来院される方もいらっしゃいます。ご自身のライフスタイルに合わせて調整していただけます。
保険は使えますか?
当院では、整形外科と提携しているため、医師の同意があれば鍼灸マッサージに保険が適用される場合があります。
詳しくは、お問い合わせいただければご案内いたします。
初回の施術時間はどのくらいですか?
初回は、カウンセリングと施術を合わせて60分から90分程度です。
じっくりとお話を伺い、身体の状態を詳しく診させていただきます。2回目以降は、施術内容にもよりますが、40分から60分程度です。
トレイルラン以外のスポーツにも対応していますか?
もちろんです。当院では、ランニング、サッカー、野球、テニス、ゴルフなど、さまざまなスポーツ愛好家の方々を施術しています。
アスレチックトレーナーの資格を持つ施術者が、それぞれのスポーツに合わせたアドバイスを提供できます。
まとめ 趣味を長く楽しむために
今回ご紹介したK様の事例は、山岳トレイルランという趣味を持つ方が、身体の痛みや不調と向き合い、鍼灸治療を通じて改善された実例です。
ゴールデンウィークの連続山行で生じた右肩甲骨周辺の張りと身体の左右バランスの崩れは、バックパックを背負って走ることで右側の僧帽筋を酷使したことが原因でした。
鍼治療によって深部の筋肉にアプローチし、あんまマッサージで全体のバランスを整えることで、施術直後から症状が軽減されました。
来週のレースを控えていたK様にとって、短期間で効果を実感できたことは、大きな安心材料となったはずです。
スポーツや趣味を長く楽しむためには、怪我をしないこと、そして疲労を溜めないことが重要です。痛みが出る前に予防的にケアすることで、大きな不調を防ぐことができます。
また、仕事の多忙さや睡眠不足など、避けられないストレスがある中でも、せめて身体だけは整えておくことが、自律神経系の問題を予防する上でも大切です。
当院では、国家資格を持つ専門家が、西洋医学と東洋医学の両方の視点から身体を診て、一人ひとりに合った施術を提供しています。
スポーツ愛好家の方々には、アスレチックトレーナーの視点からのアドバイスも行い、レース前後のコンディション調整や、日常のトレーニング方法についてもサポートしています。
もし、肩こり、腰痛、姿勢の崩れ、スポーツによる身体の痛みなど、何か気になる症状がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
鍼灸マッサージ治療院ANCHORへのご予約
鍼灸マッサージ治療院ANCHORは、東京都世田谷区上用賀5-2-10 鴨水層4階にございます。
用賀駅からもアクセスしやすい立地です。
ご予約やお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。
あなたの身体の悩みに寄り添い、根本から改善するお手伝いをさせていただきます。
趣味やスポーツを長く楽しむために、そして日々の生活を快適に過ごすために、定期的な身体のメンテナンスを始めてみませんか。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。






