音大生の顎関節症と歌と声とミュージカル
News&Topics2021.01.15
こんばんは
今日は顎関節症の治療で来院いただいている、音大生のお話です。
すでに昨年から複数回の治療にいらしていて、治療するたびに調子が良くなっています。
年始にいらした時のお話がとても面白かったのでご本人の了承の元、共有させていただきます。
彼女は音大のミュージカル科に通っている大学2年生。私は彼女にお会いするまでミュージカル科というものがあることすら知りませんでした。授業ではダンスや演技、歌などのミュージカル女優に必要なさまざまな実技や座学の授業があるそうです。
もともと当院にいらした時は口が大きく開かなくて歌う時や発声する時に困っている。また顎に痛みと違和感、大きく開けられないといった症状がありました。
顎も少しセンターから外れた位置にあり、歯のセンターもずれていました。
結論から言うとそれらはかなり改善されていて、本人も相当改善されていて日常で不安はほぼないというところまで改善しています。
加えて今回いただいたフィードバックでは、「歌が変わった」「声が変わった」とのこと。録画録音した自分の歌を聴いて、自分でもすごく声の出がよく、歌が良い意味で変わってきたと感じるそうです。成人式で実家の富山に帰郷された際もお母様に歌と声がとても良くなってるということを言われたそうです。歌の授業ではなかなか出なかった音が出るようになったと先生にも指摘されたそうです。
顎の動きや機能は「食べる」「しゃべる」以外にも「歌う」事にも関係しているんですね!
顎関節症は「顎の痛み」「耳の痛み」「頭痛」「肩こり」「猫背」などにも関係しています。少しでも違和感がある方はご連絡下さい!