押す治療と引く治療
News&Topics2022.11.03
マッサージや指圧は患者さんの身体を「押す」治療です。押していてあまり筋肉が弛まなかったり、手応えが悪い時というのがあります。これは完全に感覚の話なのですが。そんな時には「引く」治療をやってみることがあります。
「引く治療」ってなに?と思うかもしれないです、例えばマッサージにおいては「スキンロール」と言って皮膚を引き上げるような手技があります。
他には「カッピング」「吸玉」と呼ばれるガラス玉を吸いつけて、皮膚面を引き上げる治療があります、これはご存知の方も多いかと思います!
こんな感じでガラス玉を吸い付かせて引き上げていきます。これはマッサージや指圧の押す治療では不可能な、上に引き上げるという施術ができます。
いろいろな理論や東洋医学的な説明はありますが、単純に威圧を利用してその下のエリアの密度を下げるようなイメージで治療に使います。皮膚の下にある筋肉や血管を拡げてあげるイメージです。
膨らんでいない風船の丸い部分をを口に入れて吸うと口の中で膨らむのとと同じ原理です。そうすることで血行が良くなり、老廃物などが血液になって代謝されやすくなって身体が楽になるという事です。
施術後に皮膚に赤黒い痕が残りますが、そ!は時間と共に消えますのでご安心を!
慢性的な肩こり、デスクワークからくる背中の張りなどでお困りの方は一度受けてみてください!